Domino Version 1.33 より実装された 「CCマクロ復元機能」 により、「RPN ・ NRPN ・ エクスクルーシブ」 を CCM に変換します。
※ 定義ファイルで定義されていない 「RPN ・ NRPN ・ エクスクルーシブ」 は復元されません。
(当たり前ですが。)
※ CC#101、CC#100、CC#6 (、CC#38) または CC#99、CC#98、CC#6 (、CC#38) の組み合わせが離れている場合 (Step が 0 ではないもの) は復元されません。
一部のイベントは理想通りの復元がされませんので、手動で修正しないといけません。
解析の補完には、1.34 dev000 (2009⁄01⁄05) より実装された 「コントロールチェンジの置換(複数)」 を使用します。
まずはプリセットの登録を行います。
登録済みの 「CCReplaceMulti.ini」 を用意しましたので、そちらを導入して下さい。
(手動で登録しても構いませんが、かなり面倒なのでオススメしません。)
【手順】
XGb の場合は、「Variation Parameter」 が理想通りに復元されませんので、手動で修正しないといけません。
【手順】
※ 面倒であれば、「編集 → すべて選択」 または 「Ctrl + A」 でも構いません。
※ 「Gate, Value値を補正する」 は Offset値の参照なので、チェックを入れておいて下さい。
XG2k の場合は、「Chorus Type が 020 ENS DETUNE の時の Chorus Parameter」、「Variation Parameter」、「Insertion Parameter」 が理想通りに復元されませんので、手動で修正しないといけません。
【手順】
「Insertion Parameter」 の場合は、「Gate」 欄の値が同じものだけ をまとめて選択します。
「Chorus Type が 020 ENS DETUNE の時の Chorus Parameter」 および 「Variation Parameter」 の場合は 「編集 → すべて選択」 または 「Ctrl + A」 でも構いません。
※ 「Gate, Value値を補正する」 は Offset値の参照なので、チェックを入れておいて下さい。
「VOCALOID Editor」 および 「VOCALOID2 Editor」 が書き出したデータ (「.mid」 または 「.vsq」 をリネームした 「.mid」) を復元した場合は、各パラメーター毎に最大 4種類のイベントが入り乱れた状態で復元されます。
(「Version number & device number」 があるか無いか、「Delay」 があるか無いか、の組み合わせで 4種類。)
そのため、VSQ を解析したり VOCALOID VSTi 用に編集する目的で使用する場合は、解析の補完をした方が楽になります。
※ 単に再生するだけなら復元する必要はありません。
【手順】
【重要】
「CCマクロ復元」 の際は、Version 1.00 α 5 以降の定義ファイルを使用して下さい。
それ以前のバージョンでは、うまく行きません。
※ 定義ファイルのバージョンは、「ヘルプ → 音源定義ファイル情報」 で確認出来ます。
※ 「Gate, Value値を補正する」 は Offset値の参照なので、チェックを入れておいて下さい。