音符のことを MIDI シーケンサでは 「ノート」 と呼びます。
本項ではノートの入力方法を簡単に説明します。
詳しい説明はマニュアルに載っていますので、参照して下さい。
(手抜きですみません。m(_ _)m)
マニュアルは 「ヘルプ → 取扱説明書」 か、「F1」 を押すと起動します。
マークバーの 「Start」 をクリックして、Start の小節からノートの入力を開始して下さい。
理由は省略します。
「そういうものなんだ」 と覚えておいて下さい。
(後日加筆修正すると思います。)
なお、Start の初期位置は定義ファイルを書き換えることで変更可能です。
【関連ページ】
数値入力以外の入力方法を用いる場合は、ツールバーの 「イベントリストペインの表示切り替え」 アイコンをクリックして、イベントリストを非表示にしましょう。
※ アイコンの位置は自由に変更出来ます。
【関連ページ】
音の長さや強さを変更する時にはイベントリストがあった方が分かりやすいですが、ノート入力時にはイベントリストは必要ありません。
イベントリストを非表示にすれば、その分ピアノロールが広くなり、入力しやすくなります。
まず、「環境設定」 の 「マウス操作」 で入力方法を設定します。
【関連ページ】
簡単に説明します。
【ノート配置】
メリット
無し。
強引に挙げるなら、他の MIDI シーケンサと同じ操作にすることが可能というくらいで、あえてこれにする必要性は皆無です。
ノート配置(ドラッグ対応) にすることを推奨します。
【ノート配置(ドラッグ対応)】
メリット
発音プレビューとノートの配置が1動作で出来ます。
更に、Version 1.19 (2007⁄06⁄03) からドラッグ中にキーボードの 「←」 「→」 を押すことで Gate の調節が、「↑」 「↓」 を押すことで Velocity の調節が出来るようになりました。
マウスとキーボードを同時に操作することでスピーディーな打ち込みが可能になります。
個人的には、これが一番楽だし早いと思います。
【ノート配置(左右ドラッグでGate調節)】
メリット
ノートの配置と Gate の調節が1動作で出来ます。
(「環境設定」 の 「ピアノロール」 で 「ノート配置・ドラッグ中のホイールの動作」 を 「Velocityを補整」 に設定することで Velocity の調節も出来るようになります。)
しかし、Version 1.19 (2007⁄06⁄03) からマウスとキーボードを同時に操作することで同じことが可能になったため、存在意義が薄まったように感じます。
デメリット
左右方向へのドラッグが出来なくなります。
慣れないと少々難しいと思います。
代表的な例を紹介します。
【ノーマルスタイル】
左クリック
ノート配置(ドラッグ対応)
左ダブルクリック
無し
個人的には、こういう形で使用することを推奨します。
【某 Cherry 風スタイル】
左クリック
音階プレビュー
左ダブルクリック
ノート配置(ドラッグ対応)
某 Cherry のスタイルです。
個人的に、「Cherry と同じじゃないと入力出来ない」 という方以外にはお勧め出来ません。
簡単に説明します。
※ 中途半端なので、後日 加筆・修正します。m(_ _)m
各部の名称については、マニュアルの 「各エリアの名称」 を参照して下さい。
すると音が鳴ってノート (青色のバー) が置かれます。
※ えんぴつアイコンになっていない場合はピアノロール上で右ダブルクリックをして下さい。
※ ピアノロール上で右ダブルクリックをすることで、ペンツールと選択ツールとに切り替わります。
ノートが移動する度に音が鳴りますね。
移動したマスによって音程が変わりますので、原曲と聞き比べながら正しい音程を探ります。
このように、ドラッグしながら音程を探るのが基本となります。
ノートを入力しないで音程だけを探りたい場合は、左クリックではなく右クリックを使用します。
ちなみに、1. で左クリックをする時に、指を離さずにそのままドラッグをすれば 音程探りとノートの配置 が1動作で出来ます。
ノートの配置が終わったら、次は長さを調節します。
ノートの右端をドラッグして下さい。
手順としては、「ノートの配置 → 長さの変更 → ノートの配置 → 長さの変更 → ... 」 という感じになると思います。
【Version 1.19 (2007⁄06⁄03) 以降】
2. のドラッグ中に、キーボードの 「←」 「→」 を押すことで Gate の調節が出来ます。
マウスとキーボードを同時に操作することで、「音程探り・長さの調整・ノートの配置」 を1動作で行うことが出来ます。
マウスではなく、PC のキーボードから入力する方法がありますので簡単に紹介します。
ピアノロール は使わずに イベントリスト から入力します。
究極的には、マウスを一切使うことなく完全に PC のキーボードのみで打ち込みを完了させることが可能になるかと思います。
【入力方法】
すみません、よく分かっていません。
たぶん、「ショートカットキー」 に 「挿入 → ノート」 を設定しておいて、「ノートの挿入 → Note No. の入力 → Gate の調節 → Velosity の調節」 と次々に入力するのだと思いますが…。
あるいは、「ショートカットキー」 に 「ツール → デフォルトGate、デフォルトVelocity」 を設定しておいて、先に Gate、Velocity を決定してからノートの挿入 を行うのかもしれません。
【関連ページ】
個人的に、頭の中で作曲が出来る人用というイメージがあります ^^;ゞ
音階プレビュー が出来ないので、音程を探りながら入力することが出来ません。
(「設定」 で 「元に戻す」 を設定しておけば良い話ではありますが…。)
※ Version 1.21 (2007⁄06⁄25) から 「Ctrl」 を押しながら入力することで 音階プレビュー されるようになりました。
楽譜を元に入力する場合は やりやすいかもしれませんが、そうでない場合は難しいのではないかと思います。
でも、使ってみたら案外マウスよりも使いやすいかもしれませんので、一度試してみた方が良いかもしれません。
人によっては、数値入力よりも早く入力出来るそうです。
【入力方法】
「編集 → ステップ録音」 で入力モードに切り替わります。
よく使う方は 「ショートカットキー」 に設定しておくか、「ツールバー」 に追加しておきましょう。
【関連ページ】
画像の右側に書かれているキーを押すと、ピアノロールの演奏線の位置に 画像の左側の 「Step」 と 「Gate」 で設定した長さのノートが入力されます。
※その際、キーを押しっ放しの状態で 「前へ」 や 「次へ⁄タイ」 を押すとノートの長さを増減させることが出来ます。
ノートが入力されると、その分だけ演奏線が移動します。
そういう感じで、ノートをテンポ良く次々と入力することが出来ます。
【ステップ録音 詳細設定】
「設定」 から入力用のキーを自由に設定出来ます。
「次⁄タイ」、「前」、「次の小節へ」、「前の小節へ」、「元に戻す」、「やり直す」 を自分の使いやすいキーに設定しておきましょう。
ノートの頭を 「ノートオン」、尻を 「ノートオフ」 と呼びます。
CC#64、66、123 の説明で 「ノートオフ」 という単語を使っていますが、これのことです。