初心者になるための耳コピMIDI講座

TMIDI Player 定義ファイル

説明

「TMIDI Player」 の 「エミュレーション機能」 を強化するためのファイルです。

MSGS (Microsoft GS Wavetable SW Synth) での MIDI の再生を支援します。

具体的には、MSGS で MIDI を再生した時の 「ドラムしか鳴らない」、「ドラムパートがメロディに化けてしまう」 などといった問題を解消します。

ようするに、GS ⁄ XG の MIDI を MSGS で無理やり聞けるようにするということです。

ダウンロード

とりあえず版です。

まだまだ改善の余地ありまくりんぐ。

【注意事項】

Ver 0.02 より、使い方 (MIDI設定 の指定方法) が変わりました。

Ver 0.01 を使用していた方は、お手数ですが設定をし直して下さい。m(_ _)m

使い方

  1. ふみぃのソフトウェア工房 より 「TMIDI Player 3.8.6 (MIDI Player)」 を DL して、インストールします。
  2. ダウンロード より、「MSGS用 TMIDI Player エミュレーション定義ファイル」 を DL して、解凍します。
  3. 解凍された 「ok_msgs.def」 を 任意の場所 (どこでも構いません。間違って削除しないフォルダにして下さい。) へ 移動またはコピペ します。
  4. 「TMIDI Player」 を起動し、「オプション → MIDI設定」 を選択します。
  5. 「エミュレーション」 タブ をクリックして、「定義ファイル」 の 「参照」 から先ほど 移動 または コピペ した 「ok_msgs.def」 を選択して、「OK」 します。

    画像読み込みエラー

  6. 再度 「オプション → MIDI設定」 を選択して、「エミュレーション」 タブ の他の設定を 次の画像の通りにします。

    画像読み込みエラー

仕様

「GMモード」「GSモード」「XGモード Drum1」「XGモード Drum2」 が存在し、液晶部分の右下に表示される MAP名 によって自動的に切り替わります。

画像読み込みエラー

GMモード
SB32
GSモード
THRU、GM、MSGS、GS、SC-33、SC-55、SC-55ST、SC-55mk2、SC-88、SC-88VL、SC-88PRO、SC-8820、SC-8850
XGモード Drum1
XG、MU50、MU90、MU100、MU128、MU500、MU1000
XGモード Drum2
MU2000

MAP名 は、基本的には 「ファイル名、曲情報 (Domino だと 曲のプロパティの曲名)、テキストの最初の方」 に含まれている文字列によって自動的に設定されます。

【MAP名 を手動で切り替える方法】

「ウィンドウ → List」 を表示して、「曲名を右クリック → プロパティ」「エミュレーション」 タブ「対象音源設定」 から、MAP名 を手動で切り替えることが出来ます。

画像読み込みエラー

SB32 (GMモード)
Creative Sound Blaster 32⁄AWE32⁄64
SC-8850 (GSモード)
Roland SC-8850⁄8820
MU1000 (XGモード Drum1)
YAMAHA MU1000
MU2000 (XGモード Drum2)
YAMAHA MU2000

GMモード

GM音色のみで演奏して欲しい場合は、こちらを指定します。

【GM System On で演奏開始】

それぞれの MIDI に設定されているリセットを無効化して、GM System On が掛かった状態で再生するようになります。

GSモード

GM & GS系の MIDI は、こちらを指定します。

【GM System On → GS Reset で演奏開始】

それぞれの MIDI に設定されているリセットを無効化して、GM System On → GS Reset が掛かった状態で再生するようにしました。

これにより、「ドラムパートがメロディに化けてしまう」 、「ドラムだけが鳴らない」 という問題が解決すると思います。

【存在しない MAP を GM音色で演奏】

存在しない MAP を GM音色で演奏するようにしました。

これにより、「ドラムしか鳴らない」 という問題が解決します。

【MSGS の 拡張MAP への対応】

エミュレーション実行時にも MSGS の 拡張MAP を使えるようにしました。

(デフォルトの状態では、例えば SC-8850 MAP でのエミュレーション実行時には GM音色 しか使えませんでした。)

「MSGS に こんな音色があったのか!?」 というような新しい発見に繋がるかも…!?

【「CC#32 BankLSB」 の無効化】

「CC#32 BankLSB」 を無効化させました。

これにより、「ドラムが STANDARD になってしまう」 という問題が解決します。

【「THRU」 および 「GM」 時の MAP を Roland MAP に変更】

これらの場合にも MSGS の 拡張MAP に変更可能にしました。

(デフォルトの状態では、これらの場合は GM MAP になるため、拡張MAP への変更が出来ませんでした。)

XGモード Drum1

XG系の MIDI で、ドラムを複数使用していないものは、こちらを指定します。

【GM System On → GS Reset で演奏開始】

それぞれの MIDI に設定されているリセットを無効化して、GM System On → GS Reset が掛かった状態で再生するようにしました。

これにより、「ドラムだけが鳴らない」 という問題が解決すると思います。

【音色MAP の置き換え】

XG の音色MAP を MSGS のなるべく近い音色の MAP に置き換えるようにしました。

※ まだ途中です。

【例】

「0:64:9 FM Celesta」 → 「1:0:99 Syn Mallet」

【ドラムの楽器の置き換え】

XG のドラムMAP を MSGS のなるべく近い音色の楽器に置き換えるようにしました。

※ まだ途中です。

XGモード Drum2

XG系の MIDI で、ドラムを複数使用しているものは、こちらを指定します。

【重要】

副作用があるため、ドラムを1つしか使っていないものは XGモード Drum1 にすることを推奨します。

【GM System On → GS Reset で演奏開始】

それぞれの MIDI に設定されているリセットを無効化して、GM System On → GS Reset が掛かった状態で再生するようにしました。

これにより、「ドラムだけが鳴らない」 という問題が解決すると思います。

【ドラム化けへの対策】

XG 対応の MIDI でドラムパートが追加されていた場合に ドラムパートがメロディパートに化けないようにしました。

※ 副作用があります。

【音色MAP の置き換え】

XG の音色MAP を MSGS のなるべく近い音色の MAP に置き換えるようにしました。

※ まだ途中です。

【例】

「0:64:9 FM Celesta」 → 「1:0:99 Syn Mallet」

【ドラムの楽器の置き換え】

XG のドラムMAP を MSGS のなるべく近い音色の楽器に置き換えるようにしました。

※ まだ途中です。

次バージョンの課題

宿題ですね^^;ゞ

GSモード

【GS の ドラム MAP の置き換え】

ドラム MAP の対応がまだ出来ていません。

(88Pro以降の Note No. 97 〜 127 等。)

というか、実機 (GSハード音源) が無いため、どうしようもないです。

いつになるか分かりませんが、また友人から SC-8820 を借りることができたら手を付けます。

【各 MAP の最適化】

存在しない MAP について、今は単に GM音色にしていますが、いずれは MSGS の なるべく近い音色 に差し替えたいですね。

これまた、実機 (GSハード音源) が無いため、どうしようもないです。

いつになるか分かりませんが、また友人から SC-8820 を借りることができたら手を付けます。

XGモード

【ドラム MAP の置き換え】

S-YXG50 の分 (PC#1、2、9、17、25、26、33、41、49) しか出来ていません。

次のバージョンでは全部完了させたいです。

【各 MAP の最適化】

まだ途中 (PC#32 まで) です。

次のバージョンでは全部完了させたいです。

把握している問題点

GSモード

XGモード Drum1

XGモード Drum2


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