トラックセレクトペイン
はじめに
- カレントトラック （現在作業を行っているトラック） の変更
- 各トラックの演奏状況の変更
- カレントトラックのピアノロールオニオンスキンの使用状況の変更
- トラックの位置 （並び順） の入れ替え
などを行うことが出来ます。
たいへん便利ですので、是非とも使いましょう。
トラックセレクトペインの設定
-
「表示 → トラックセレクトペイン」 で 「トラックセレクトペイン」 を表示させます。
※ 「ファイル → 環境設定 → ショートカットキー」 や 「表示 → ツールバー → カスタマイズ」 に設定することで、手軽に 「ON ⁄ OFF 切り替え」 も可能なのですが、よほどの理由でもない限りは、一度表示させたら そのまま表示させっ放しで良いと思います。
-
「ファイル → 環境設定 → 全般 （1）」 で位置を変更することが出来ますので、好みの位置に設定して下さい。
右クリックメニュー
スピーカーアイコン以外の部分を右クリックすると、右クリックメニューが表示されます。
トラックの追加
空っぽのトラックを追加します。
例えば、ドラムを楽器別に分けて編集したり、特定のイベントだけを分けて編集することが出来ます。
※ 追加されたトラックの 「ポート と チャンネル」 は自動で設定されますので、「トラックのプロパティ」 で意図通りの設定に変更しましょう。
デフォルトトラックの追加
デフォルトデータ付きのトラックが追加されます。
また、複数のトラックをまとめて追加することが出来ます。
トラックの削除
不要なトラックを削除します。
トラックのプロパティ
「トラック名」、「ポート」、「チャンネル」、「種類」、「Tick補正」、「Key補正」、「Gate補正」、「オニオン色」、「Key範囲」 を設定します。
- トラック名
-
トラック名を設定します。
パート名などを書いておくと、分かりやすいかと思います。
- ポート
-
そのトラックが使用する 「MIDI OUT デバイス & 定義ファイル」 を選択します。
- チャンネル
-
チャンネルを設定します。
- 種類
-
ピアノロールのマップが切り替わります。
- Tick補正
-
トラック全体の位置 （Tick） をズラしたい時に使用します。
【重要】
私が作成した定義ファイル （「ヘルプ → 音源定義ファイル情報」 で、「ファイル作成者」 が 「逃亡者」 となっている定義ファイル） で使用する場合は、必ず 「2小節以降」 にして下さい。
※ Setup 小節 の間隔をギリギリまで詰めているため、１小節目の Tick をズラすと正常に演奏されない恐れがあります。
- Key補正
-
ノートの高さをズラします。
MSGS での音色作りに大活躍します。
- Gate補正
-
トラック内の全てのノートの Gate 値を補正します。
- オニオン色
-
オニオンスキンの色を設定します。
- Key範囲
-
指定した範囲外の色を変えることで、ピアノロール上で発音する範囲を分かりやすくします。
サンプラー系など、「全ての Note No. で発音しない音色」 を使用する場合に、設定すると便利になるかもしれません。
オニオンスキンの色
オニオンスキンの色を設定します。
トラックの演奏、ソロ演奏、全トラック演奏
スピーカーアイコンをクリックすることで、トラックの演奏 ⁄ ソロ演奏 ⁄ 全トラック演奏 の切り替えが出来ます。
【左クリック】
スピーカーアイコン上で左クリックをすると、演奏 ⁄ 非演奏 が切り替わります。
【右クリック】
スピーカーアイコン上で右クリックをすると、ソロ演奏になります。
【右ダブルクリック】
ソロ演奏の状態から更に右クリックをすると、全トラック演奏になります。
（感覚的には、右ダブルクリックと考えて良いかと思います。）
ピアノロールオニオンスキンを使用する
「Shift + クリック」 「Ctrl + クリック」 「Ctrl + ドラッグ」 で、ピアノロールオニオンスキンを使用することが出来ます。
【Shift + クリック】
「Shift + クリック」 で、クリックしたトラックのみをオニオンスキントラックにします。
【Ctrl + クリック】
「Ctrl + クリック」 で、オニオンスキントラックの 追加 ⁄ 解除 を行うことが出来ます。
【Ctrl + ドラッグ】
「Ctrl + ドラッグ」 で、オニオンスキントラックの 追加 ⁄ 解除 をまとめて行うことが出来ます。
トラックの位置を入れ替える
「Conductor」 トラック以外のトラックは、ドラッグで簡単に位置 （並び順） を入れ替えることが出来ます。
サイト名 ： 初心者になるための耳コピMIDI講座
管理人 ： 逃亡者
連絡先 ： メールフォーム
