「GSmt、GSmxg、GSml 対応」 Cherry 定義ファイル


4-2-2. [共通] 128-132 RPN + Master Volume


RPN (128、129、130、132)

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【使用例】


VCC#128

Pitch Bend Sensitivity

0 〜 48

「Pitch Bend Range」 とか 「ベンド幅」 とも呼ばれます。

VCC#153 Pitch Bend の値が最大 (+8191 または -8192) の時に、どれだけ音程を変化させるかを半音単位で設定します。(12 で 1 オクターブとなります。)

デフォルト (リセット受信時) は 2 に設定されています。


※ 0 〜 48 なのは MSGS だけです。

  他の GM 対応音源は、通常 0 〜 24 になっているので注意が必要です。


ちなみに、この値を 0 にすることで VCC#153 Pitch Bend を無効化出来ます。

VCC#129

Master Fine Tuning

-8192 〜 0 〜 +8191

パートの音程を 「半音の 1 ⁄ 8192」 単位で微調整出来ます。

(+8191 で 半音上がります)


※半音とは隣の鍵盤を意味します。

  「隣の鍵盤の半分」 という意味ではありません ので ご注意下さい。

  例えば、ドの半音上はド#、ミの半音上はファとなります。

VCC#130

Master Coarse Tuning

40 〜 64 〜 88

パートの音程を半音単位で調整出来ます。

64 を基点として増減させます。


ただし、ノートを移動させているわけではなく、あくまでピッチによる音程変化のようです。

レイヤーで使えば便利ですが、ピッチベンドと同じく音質も変化するので注意が必要です。

VCC#132

Modulation Depth Range

0 〜 2 (?)

0 〜 127

CC#1 Modulation の変化幅を設定します。

GM 2 で規定されているものですが、S-YXG50 でも有効です。

Gate の単位
±1半音
Value の単位
100 ⁄ 128 センド (例 : 64 で 50 センドになります。)

ちなみに、両方とも 0 にすることで CC#1 Modulation を無効化出来ます。


Master Volume (131)

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【使用例】


VCC#131

Master Volume

0 〜 127

全体の音量を設定します。

主にフェードアウトに使用します。