VSTHost には、Wave Recorder 機能 (VSTHost 上で鳴った音をそのまま 「.wav」 形式に録音する機能) が搭載されていますので、割と簡単に演奏の 「.wav」 化が可能です。
ということで、実際に、適当に鳴らした音を 「.wav」 化してみましょう。
【重要】
既に同じ 「.dll」 の sfz を起動している場合は、インポートしないで下さい。
(誤って起動してしまった場合は、2つ目の方を即座に閉じてください。)
※ sfz は、同じ 「.dll」 ファイルを読み込んで 「複数起動すると正常動作しない (爆音ノイズが発生する)」 という不具合があります。
とりあえず、初期値のままで良いかと思います。
【「Record」 ボタンが見付からない場合】
「View → Recorder Bar」 にチェックを入れて、探してみて下さい。
【どうしても見付からない場合】
「Engine → Wave Recorder → Record」 で、録音を開始します。
※ 右ボタンでドラッグする感じで、上から下まで適当に動かして下さい。
【「Stop」 ボタンが見付からない場合】
「Engine → Wave Recorder → Stop」 で、録音を終了させます。
※ デフォルトの保存場所は、「File → Set Data Path...」 で指定したフォルダ内の 「Rec」 フォルダになります。
※ 各自の好みの値に設定して下さい。
「50:00:00.000」 のように、オーバーした値を入力して 「Enter」 キーを押すと、自動で最後尾の値になります。
Domino 経由で演奏を 「.wav」 化する方法を、簡単に説明します。
【重要】
MIDI データ を元に オーディオデータ を作成する時には 「変換」 という言葉は使わないで下さい。
不要な論争を招く恐れがあります。
例えば、「MIDI を WAVE に変換する」 ではなく、「MIDI から WAVE を作成する」 という言い方の方が無難です。
※ オーディオ形式同士 (「wav と mp3」、「wav と ogg」 など) であれば、「変換」 で構いません。
ここでは、「magical8bitPlugSample」 のデータを 「.wav」 化してみます。
※ デフォルトの保存場所は、「File → Set Data Path...」 で指定したフォルダ内の 「Rec」 フォルダになります。
※ 各自の好みの値に設定して下さい。
これで、Domino 経由での 演奏の 「.wav」 化 が完了しました。
作成した 「.wav」 を再生して、確認してみて下さい。
「Devices → Wave...」 の 「Buffer Size」 の値が小さ過ぎると、「プツプツ」 という感じのノイズが発生します。
「プツプツ」 という感じのノイズが発生しています。
しかし、「.wav」 化で作成された 「.wav」 ファイルには、そのノイズが入っていないっぽいです。
作成された 「.wav」 ファイルには、「プツプツ」 という感じのノイズが入っていません。
これは、何を意味するのでしょうか…??