「.wav」 の合成の際に trimn を使用するのですが、設定が少々面倒臭いので、一足先に設定して、エクスポートしておきます。
※ 一度エクスポートしておけば、次からはインポートするだけで複数の設定が済みますので、楽になります。
…と思いましたが、こちらで 「.vsthostperf」 ファイルを用意しましたので、導入して下さい。
例えば、「C:\DTM\VSTHost x86 Savefiles\vsthostperf」 に移動させます。
【重要】
「trimn (01).dll」 〜 「trimn (16).dll」 の16個を起動しますので、既に同じ 「.dll」 の trimn を起動している場合は、先に終了させておいて下さい。
※ trimn は SynthEdit製なので、同じ 「.dll」 ファイルを読み込んで 「複数起動すると正常動作しない」 という不具合があります。
※ VST のインストール先が異なる場合は、次の作業を行う必要があります。
次の画像のようなウィンドウが表示されますので、「Path...」 をクリックして、該当する 「.dll」 ファイルを指定して下さい。
※ 「Mixer 用のデバイス」 と 「Wave Player 用のデバイス」 になっているかどうかを確認して下さい。
※ デバイスが間違っている場合は、手動で変更する必要があります。
【重要】
「File → Auto Save PlugIn Banks」 にチェックが入っていることを確認して下さい。
(※ 入っていない場合は、保存する前に チェックを入れて下さい。)
※ 「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックが入っていないと、VST のパラメーターが保存されません。
このページで使用する 「.wav」 ファイルを用意します。
残念ながら、ちょうど良いサンプルを用意出来ませんでしたので、超適当に作った Kick と Snare を合成することにします。
例えば、「C:\DTM\mimikopi Files」 に移動させます。
【関連ページ】
※ 「480」 「4」 「4」 にします。
※ Kick の先頭は1拍目から始まっていますので、両方とも 「0」 にします。
※ 「2: trimn」 「4」 にします。
※ Snare の先頭は2拍目から始まっていますので、「1」 「0」 にします。
例えば、「C:\DTM\mimikopi Files\trimn」 に移動させます。
「WAVプレイヤーの VSTi」 である trimn を複数起動して、それぞれの 「.wav」 ファイルを読み込みます。
そして、そのまま演奏を 「.wav」 化すれば、複数の 「.wav」 が合成されます。
ということで、実際に試してみましょう。
※ 特定のフォルダ (例えば、「C:\DTM\mimikopi Files\trimn」) に、「01.wav」 〜 「64.wav」 な感じで、ファイル名を固定しておくと、「.vsthostperf」 ファイルを流用出来ますので、楽になります。
【重要】
「trimn (01).dll」 〜 「trimn (16).dll」 の16個を起動しますので、既に同じ 「.dll」 の trimn を起動している場合は、先に終了させておいて下さい。
※ trimn は SynthEdit製なので、同じ 「.dll」 ファイルを読み込んで 「複数起動すると正常動作しない」 という不具合があります。
※ 「.wav」 ファイルのフォルダとファイル名を固定しておくことで、Import によって trimn が起動する際に、自動的にそれぞれの 「.wav」 ファイルが読み込まれます。
【重要】
「Engine → Restart」 を実行しないと、再生出来ません。
※ どうも、「.fxb ファイルを読み込むと、再生出来なくなる」 という不具合があるようです。
(「Engine → Restart」 で直ります。)
※ コントロールチェンジマクロの復元は 「はい」 を選択します。
※ 必要であれば、「ポート」 と 「チャンネル」 も変更します。
(今回の例では必要ありません。)
トラックセレクトペインで 「Ctrl + クリック」 すると、オニオンスキントラックの 「追加 ⁄ 解除」 が出来ます。
 アイコン」 をクリックして、「.dms」 形式に保存します。
 アイコン」 をクリックして、同期再生用の 「.mid」 ファイル (今回の場合は 「01.mid」) を読み込みます。
※ コントロールチェンジマクロの復元は 「はい」 を選択します。
 アイコン」 をクリックして、全てのイベントをコピーします。
 
※ 今回の例だと、2小節目に移動させます。
 アイコン」 をクリックして、同期再生用のイベントを貼り付けます。
 
 アイコン」 をクリックして、「.dms」 ファイルを上書き保存します。
 
 アイコン」 をクリックして、同期再生用の 「.mid」 ファイル (今回の場合は 「02.mid」) を読み込みます。
※ コントロールチェンジマクロの復元は 「はい」 を選択します。
 アイコン」 をクリックして、全てのイベントをコピーします。
 
※ 今回の例だと、2小節目に移動させます。
 アイコン」 をクリックして、同期再生用のイベントを貼り付けます。
 
※ trimn には、音量のパラメーターがありませんので、音量調節には Mixer を使用することになります。
「Conductor」 トラックの下あたりが、分かりやすくて良いんじゃないかなーと思います。
例えば、上の画像のようにします。
これで、合成する準備が整いました。
試しに、Domino で頭から演奏すると、Kick と Snare が混ざって演奏されるかと思います。
あとは、そのまま演奏を 「.wav」 化すれば、複数の 「.wav」 が合成された 「.wav」 ファイルが出来上がります。
ちなみに、そのまま trimn に VSTe を掛けることで、「.wav」 ファイルに VSTe を掛けることになりますので、やろうと思えば、「Domino + VSTHost」 の組み合わせで、いわゆるミックス作業を行うことも可能です。
たぶん、普通に DAW を使った方が楽なんでしょうけど。 ^^;
試しに、Snare に VSTe を掛けて、音質を変えてみましょう。
例えば、「【O-02】【Snare】【trimn (02)】【Juicy77】」 にします。
「01-1 Ch.01 L」 と 「01-2 Ch.01 R」 を 「*No Channel Selection *」 にしてから、
「02-1 Ch.02 L」 と 「02-2 Ch.02 R」 を 「O1 Juicy77」 にして、OK します。
※ VSTHost Version 1.52 現在、「モノラルの VST が左側からしか鳴らない」 (「Auto-Stereo ○○」 が正常動作していない?) という不具合があるようなので、「Auto-Stereo #2 Juicy77」 は使用しないでおきます。
これで、Snare に Juicy77 が掛かります。
試しに、Domino で頭から演奏すると、Snare の音質が変わっているかと思います。
Juicy77 の 「Bypass」 アイコンを 「ON ⁄ OFF」 して、聞き比べてみて下さい。
※ 「Bypass」 アイコンを ON にすると、その VSTe が無効になります。
A.
VSTHost の 「Engine → Restart」 を実行して下さい。
「Load Performance...」 や 「Import Performance...」 で読み込んだ際に、「Engine → Restart」 を行う必要があります。
※ どうも、「.fxb ファイルを読み込むと、再生出来なくなる」 という不具合があるようです。
(「Engine → Restart」 で直ります。)
A.
Domino の 「
」 アイコンをクリックして下さい。
Domino Version 1.41b 現在では、Domino 側からの 「停止」 の合図が存在しないため、手動で停止させる必要があります。
(停止時は、Domino で 「停止」 させた後に、更に 「
」 アイコンをクリックする必要があります。)
※ 将来的には、「domino⁄要望⁄194 - Takabo Soft Wiki* (演奏停止時にシステムリアルタイムメッセージのStopを送信する設定)」
 
 の実装により、自動で 「停止」 されるようになる予定です。