初心者になるための耳コピMIDI講座

#02-04 VSTi の使い方

【警告】 ヘッドフォンは危険…かも!?

【警告】

VST は、音色 または 設定によっては 予想外にでっかい音 で鳴ったり、「ザー!」 とか 「バチバチッ!」 という感じの 激しいノイズ が発生することがあります。

そのため、ヘッドフォンで作業をしていると 耳を傷める危険性が無きにしも非ず。

ご注意下さい。

個人的に、VST による編集は 「ノイズとの戦い」 になると考えています。

いつ何時 「ノイズや爆音」 が発生するか分かったものじゃないので、作業中はスピーカーを使用した方が安全だと思います。

※ 当たり前ですが、「スピーカーならノイズや爆音が発生しない」 というわけではありません。

ヘッドフォンと同じ頻度で発生しますが、「耳元で爆音が鳴る」 よりは、耳へのダメージは少ないだろう。という意味です。

(その代わり、近所迷惑度が段違いですが…。 ^^;)

【重要】 音を鳴らすための設定

VSTHost の 「Engine → Run」 にチェックが入っていることを確認します。

【重要】

「Run」 にチェックが入っていないと、音が鳴りません。

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※ 「Run」 アイコンでも状態を確認出来ます。

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Domino の設定

Domino の 「ファイル → 環境設定 → MIDI-OUT」 を 「VST 用の設定」 にします。

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  1. まずは、「Mixer 用のトラック」 を設定します。
    1. 一番下の 「P」 ポートの 「MIDI OUT デバイス」 を 「Mixer 用の 仮想MIDIケーブル」 にします。

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    2. 同じく、「P」 ポートの 「音源(音源定義ファイル)」 を 「VSTe」 フォルダの中の 「Mixer: Simple Na Mixer」 にします。

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  2. 次に、「Wave Player 用のトラック」 を設定します。
    1. 下から2番目の 「O」 ポートの 「MIDI OUT デバイス」 を 「Wave Player 用の 仮想MIDIケーブル」 に、「音源(音源定義ファイル)」 を 「Wave Player」 フォルダの中の 「trimn」 にします。

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    2. 同様に、「Wave Player 用に用意した 仮想MIDIケーブル」 を全て設定しておきます。

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  3. 最後に、「VSTi 用の汎用トラック」 を設定します。
    1. 一番上の 「A」 ポートの 「MIDI OUT デバイス」 を 「VST 用の 仮想MIDIケーブル」 に、「音源(音源定義ファイル)」 をとりあえず 「Default」 にします。

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    2. 同様に、「VST 用に用意した 仮想MIDIケーブル」 を全て設定しておきます。

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※ 設定を変更したら、「ファイル → 新規作成」 しておきましょう。

VSTi を使用するための手順

VSTi を使用するための手順を簡単に説明します。

【VSTi とは】

「VST Instruments」 の略で、「VST 形式による楽器」 という感じでしょうか。

例えば、ピアノの VSTi を導入するとピアノの音が、ギターの VSTi を導入するとギターの音が鳴らせるようになります。

  1. まずは、使用する VSTi を起動します。ここでは 「Synth1」 を起動してみましょう。

    「Load PlugIn」 アイコンをクリックして、リストから 「Synth1 Soft Synth」 を選択します。

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    【VST のリストの作成方法】

    #02-02 VST の導入方法

    すると、VSTHost 上に Synth1 が起動します。

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  2. 起動した VSTi を、Domino のトラックと関連付けます。
    (Domino の 「どのトラックから音を鳴らすか」 を設定します。)
    1. Domino の 「どのトラックから音を鳴らすか」 を決めて、「トラックセレクトペイン上のそのトラックを右クリック → トラックのプロパティ」 で 「トラック名」 を分かりやすい名前にします。

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      例えば、「Melody I (Synth1)」 にします。

    2. 起動した Synth1 の 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックします。

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    3. 「MIDI Input Devices」 タブで、「Domino のトラックの 仮想MIDIケーブル の同じ番号」 を選択します。

      ※ 「Domino のトラックの 仮想MIDIケーブル」 は、Domino の 「トラックのプロパティ」 の 「ポート」 欄で確認出来ます。

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    4. 下の方にある 「Filter Settings...」 ボタンをクリックします。

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    5. 「Filter Settings」 タブで、「Channels」 の番号を 「Domino のトラックのチャンネル番号だけ チェックを外した状態」 にします。

      ※ 「Domino のトラックのチャンネル番号」 は、Domino の 「トラック切り替えコンボボックス」 、「トラックセレクトペイン」 、「トラックのプロパティ」 の 「チャンネル」 欄 などで確認出来ます。

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      【Filter Settings について】

      チェックを入れた項目を 「受信しないようにする」 ための設定です。

      「Domino のトラックのチャンネル番号 以外」 にチェックを入れることで、「そのトラック以外のイベントを受信しないようにする = そのトラックの情報のみを受信する」 ようになります。

    ※ このように、「MIDI Input Devices で受信するポートを設定」 し、「Filter Settings で受信するチャンネルを設定」 することで、起動した VSTi を Domino のトラックと関連付け したような感じ (Domino の 「どのトラックから音を鳴らすか」 を設定した状態) になるわけです。

  3. 「MIDI Input Devices」 と 「Filter Settings」 の設定が完了した VSTi を、「Out」 に接続します。

    【重要】

    「Out」 に接続しないと、音が鳴りません。

    ※ 2種類の方法がありますので、使いやすい方法で接続して下さい。

    • 緑色の玉 (?) にマウスで線を引きます。

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      画像では黄色に光っていますが ^^;

      緑色の玉 (?) にマウスで線を引くことで、接続されます。

    • 「Out」 の 「Chain After」 アイコンを使用します。
      1. 「Out」 の 「Chain After」 アイコンをクリックします。

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      2. 起動している VST の一覧が表示されますので、接続する VSTi にチェックを入れます。

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【まとめ】

  1. VSTHost 上で VSTi を起動する。
  2. Domino のトラックと関連付ける。
    (「MIDI Input Devices」、「Filter Settings」 を設定する。)
  3. 「Out」 に接続する。

これで、Domino のトラック上から VSTi の音が鳴らせるようになります。

試しに、Domino の 「ピアノの鍵盤上で右クリック」 して、音が鳴ることを確認してみて下さい。

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【音が鳴らない場合】

次の項目を確認して下さい。

音色を変更する方法

VSTi の音色を変更する方法を、簡単に説明します。

大きく分けて、4つの方法があります。

【右クリックからプリセットを選択する】

VSTi によっては、右クリックメニューの一番下に 「Programs xx-xx」 というメニューがあって、そこからプリセットを選択出来るものがあります。

【GUI 上で音色を変更する】

VSTi の GUI を表示して、GUI 上で音色を変更します。

  1. 起動した VSTi の 「Plugin Edit」 アイコンをクリックして、GUI を表示します。

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    【「Plugin Edit」 アイコンをクリック出来ない場合】

    GUI が存在しない場合は、「Plugin Edit」 アイコンがグレーアウトしていてクリック出来ませんので、他の方法で音色を変更します。

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  2. 表示された GUI 上でプリセットを選択したり、パラメーターを変更したりして、音色を変更します。

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【パラメーターの一覧から変更する】

パラメーターの一覧を表示して、そこから各パラメーターを操作して、音色を変更します。

  1. 起動した VSTi の 「Edit Parameters」 アイコンをクリックします。

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  2. パラメーターの一覧が表示されますので、レバーを動かして、それぞれの値を変更します。

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    ※ パラメーターが101個以上ある場合は、右上の 「...」 をクリックして、表示を切り替えます。

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【Domino 側から操作する】

VSTi によっては、Program Change で音色のプリセットが切り替わったり、CC でパラメーターを操作出来たりするものがあります。

そのような VSTi は、Domino 側から音色を変更することが出来ます。

  1. Domino のイベントリストペインで、「---- End of System Setup ----」 をクリックします。

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    【イベントリストペインが表示されていない場合】

    「表示 → イベントリストペイン → イベントリストペイン」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックして、イベントリストペインを表示します。

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  2. 「挿入 → プログラムチェンジ」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックして、Program Change を挿入します。

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  3. 挿入された Program Change をダブルクリックして、「プログラムチェンジイベントのプロパティ」 で音色を切り替えます。

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※ その VSTi 用の定義ファイルを作成すると、音色を変更しやすくなります。

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【関連ページ】

Software

各種設定を保存する方法

VSTHost 側の各種設定を保存する方法を、簡単に説明します。

大きく分けて、4種類の保存方法があります。

【各種設定を VSTHost上に保存する】

各種設定を、VSTHost上で 「Performance」 として保存します。

(「File → Use Bank...」 で指定したフォルダ内に、各種設定をまとめて保存します。)

具体的には、「.vsthost」 ファイルに 「各 VST の起動状態」 を上書きして、「Bank○○」 フォルダ内に 「各 VST のパラメーター」 (「.fxb」 ファイル) を保存します。

次のような特徴がありますので、曲の編集中は、こちらの方法で保存することになるかと思います。

  1. 「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックを入れておきます。

    【重要】

    「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックが入っていないと、VST のパラメーターが保存されません。

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  2. 「File → Save Performance As...」 で、名前を付けて保存します。
    1. 「File → Save Performance As...」 を選択します。

      【重要】

      間違えて、すぐ上の 「Save Performance」 や、すぐ下の 「Next Performance」 の方をクリックしないように、ご注意下さい。

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    2. 保存する番号を選択して、名前を付けて保存します。

      名前は、単純に 【ゲーム名 「曲名」】 あたりが分かりやすくて良いんじゃないかなーと思います。

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【各種設定を 「.vsthostperf」 ファイルにエクスポートする】

各種設定を 「.vsthostperf」 ファイルに保存します。

【重要】

※ 「読み込み用」 ではなく、「インポート用」 という形になります。

(インポートすると、読み込んだ状態に 「切り替わる」 のではなく、そのまま 「追加する」 形になります。)

次のような用途で使用すると、良いんじゃないかなーと思います。

  1. 「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックを入れておきます。

    【重要】

    「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックが入っていないと、VST のパラメーターが保存されません。

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  2. 「File → Export Performance...」 で、各種設定を 「.vsthostperf」 ファイルに保存します。

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【個別の VST のパラメーターを 「.fxb」 ファイルに保存する】

個別の VST のパラメーターを、「.fxb」 ファイルに保存します。

たぶんですが、「.fxb」 ファイルは、他のホストアプリ (DAW など) からも読み込めるんじゃないかなーと思います。

The VST SDK 2.4 defined an extended bank save format with a version number of 2; since V1.49, VSTHost uses this format to save .fxb files.


「VSTHost.pdf」 より

例えば、「Music Creator 4」 の場合は、「バンクの読み込み」 というメニューから 「.fxb」 ファイルを読み込めます。

(正常に動作するかどうかは分かりませんが。 ^^;)

基本的には、「バックアップ または 配布用」 という感じになるのでしょうか。

【個別の VST のプリセットの設定を 「.fxp」 ファイルに保存する】

個別の VST のプリセットの設定を、「.fxp」 ファイルに保存します。

たぶんですが、「.fxp」 ファイルは、他のホストアプリ (DAW など) からも読み込めるんじゃないかなーと思います。

例えば、「Music Creator 4」 の場合は、「プリセットの読み込み」 というメニューから 「.fxp」 ファイルを読み込めます。

(正常に動作するかどうかは分かりませんが。 ^^;)

基本的には、「バックアップ または 配布用」 という感じになるのでしょうか。

複数の音色を同時に使用する方法

Synth1 を始め、多くの VSTi は 「シングル音源」 なので、基本的には一つの音色しか使用することが出来ません。

【シングル音源】

単体では、一つの音色しか使用出来ない音源を 「シングル音源」 と呼びます。

(Synth1、mda Piano、Magical 8bit Plug など。)

【マルチティンバー音源】

単体でも、複数の音色を同時に使用することが出来る音源を 「マルチティンバー音源」 と呼びます。

(sfz、Proteus VX、Independence Free など。例えば、MSGS や MidRadio Player の内蔵音源なども、マルチティンバー音源です。)

【シングル音源で、複数の音色を同時に使用する方法】

VSTi を複数起動して、それぞれを別々の 「Domino のトラック」 と関連付ける ことで、複数の音色を同時に使用することが出来るようになります。

では、試しに Magical 8bit Plug に同封されていた 「magical8bitPlugSample.mid」 を演奏させてみましょう。

  1. Magical 8bit Plug に同封されていた 「magical8bitPlugSample.mid」 を、Domino で読み込みます。

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    「コントロールチェンジマクロの復元」 は、時間の無駄なので (このサンプル曲には CC は使用されていないため)、「いいえ」 にします。

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  2. 「magical8bitPlugSample.mid」 は、全てのトラックが 「同じ ポート & チャンネル」 になっているという、「Domino + VSTHost」 の組み合わせではあり得ない作り になっていますので、まずは各トラックの 「チャンネル」 をバラバラに設定し直します。

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    ※ Cubase などでは、割と普通の作りのようですが、「Domino + VSTHost」 の組み合わせでは使い物になりません。

    1. 「トラックセレクトペイン上の AudioInst 1 トラック」 を右クリックして、「トラックのプロパティ」 を選択します。

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    2. 「AudioInst 2」 トラックの 「チャンネル」 を 「2」 に変更します。

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    3. 「AudioInst 3」 トラックの 「チャンネル」 を 「3」 に変更します。

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    4. 「AudioInst 4」 トラックの 「チャンネル」 を 「4」 に変更します。

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      各トラックの 「チャンネル」 がバラバラになりました。

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    5. ついでに、「.dms」 ファイルに保存しておきましょう。

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  3. 「magical8bitPlugSample.mid」 は、「4つのトラックが別々の演奏をする」 構成になっていますので、それに合わせて 「Magical 8bit Plug を4つ起動して、それぞれのトラックに関連付け」 します。
    1. 1つ目の 「Magical 8bit Plug」 を設定します。
      1. 「Load PlugIn」 アイコンから、1つ目の 「Magical 8bit Plug」 を起動します。

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      2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックして、「AudioInst 1」 トラックに関連付けます。

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      3. 1つ目の 「Magical 8bit Plug」 を 「Out」 に接続します。

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    2. 2つ目の 「Magical 8bit Plug」 を設定します。
      1. 「Load PlugIn」 アイコンから、2つ目の 「Magical 8bit Plug」 を起動します。

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      2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックして、「AudioInst 2」 トラックに関連付けます。

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      3. 2つ目の 「Magical 8bit Plug」 を 「Out」 に接続します。

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    3. 3つ目の 「Magical 8bit Plug」 を設定します。
      1. 「Load PlugIn」 アイコンから、3つ目の 「Magical 8bit Plug」 を起動します。

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      2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックして、「AudioInst 3」 トラックに関連付けます。

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      3. 3つ目の 「Magical 8bit Plug」 を 「Out」 に接続します。

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    4. 4つ目の 「Magical 8bit Plug」 を設定します。
      1. 「Load PlugIn」 アイコンから、4つ目の 「Magical 8bit Plug」 を起動します。

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      2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックして、「AudioInst 4」 トラックに関連付けます。

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      3. 4つ目の 「Magical 8bit Plug」 を 「Out」 に接続します。

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  4. 各 「Magical 8bit Plug」 のパラメーターを設定します。
    1. 「magical8bitPlugSample.mid」 のフォルダ内の 「お読みください」 フォルダの中の 「お読みください.html」 をダブルクリックするなどして、開きます。

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    2. 下の方にある 「サンプル曲について」 に、それぞれのトラックのパラメーターが書かれていますので、それを見ながら 4つの 「Magical 8bit Plug」 のパラメーターを設定します。
      1. 1つ目の Magical 8bit Plug の 「Edit Parameters」 アイコンをクリックして、各パラメーターを 「Track1」 の値にします。

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        ※ キーボードの 「Shift」 キーを押しながらドラッグすると、微調節が出来ます。

      2. 2つ目の Magical 8bit Plug の 「Edit Parameters」 アイコンをクリックして、各パラメーターを 「Track2」 の値にします。

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        ※ キーボードの 「Shift」 キーを押しながらドラッグすると、微調節が出来ます。

      3. 3つ目の Magical 8bit Plug の 「Edit Parameters」 アイコンをクリックして、各パラメーターを 「Track3」 の値にします。

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        ※ キーボードの 「Shift」 キーを押しながらドラッグすると、微調節が出来ます。

      4. 4つ目の Magical 8bit Plug の 「Edit Parameters」 アイコンをクリックして、各パラメーターを 「Track4」 の値にします。

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        ※ キーボードの 「Shift」 キーを押しながらドラッグすると、微調節が出来ます。

  5. Domino で頭から演奏すると、「magical8bitPlugSample.mp3」 と同じような演奏になるかと思います。

    ※ 同じような演奏にならない場合は、「Devices → Wave...」 の 「Buffer Size」 の値を変更してみて下さい。

    【「プツプツ」 という感じのノイズが発生する場合】

    「Buffer Size」 の値を 「大きく」 してみて下さい。

    【演奏が間延びしたような感じになる場合】

    「Buffer Size」 の値を 「小さく」 してみて下さい。

  6. 次の項目 (複数の VSTi の 「音量・位置」 をまとめて設定する) で使用しますので、「File → Save Performance As...」 で保存しておきます。

    【重要】

    「File → Auto Save PlugIn Banks」 にチェックが入っていることを確認して下さい。

    (※ 入っていない場合は、保存する前に チェックを入れて下さい。)

    ※ 「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックが入っていないと、VST のパラメーターが保存されません。

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複数の VSTi の 「音量・位置」 をまとめて設定する

「ミキサーの VSTe」 を使用することで、複数の VSTi の 「音量・位置」 をまとめて設定出来るようになります。

ということで、「Simple Na Mixer」 を使用して、Domino の一つのトラック上からまとめて設定する方法を紹介します。

せっかくなので、先ほど使用した 「magical8bitPlugSample」 のデータを再利用します。

  1. 「magical8bitPlugSample.dms」 に 「Mixer 用のトラック」 を追加します。
    1. Domino で 「magical8bitPlugSample.dms」 を読み込んで、トラックセレクトペインの 「Conductor」 トラックを 「右クリック」 して、「デフォルトトラックの追加」 を選択します。

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    2. 一番下の 「PortP Mixer: Simple Na...」 を選択して、OK します。

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    3. 必要であれば、「追加されたトラックをドラッグ」 して、位置を変更します。

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      まあ、「Conductor」 トラックの下が、分かりやすくて良いかと思います。

  2. VSTHost で 「magical8bitPlugSample」 の Performance を読み込んで、接続済みの 「Magical 8bit Plug」 と 「Out」 の接続を外します。

    ※ 「Magical 8bit Plug」 → 「Simple Na Mixer」 → 「Out」 という流れにするために、「Magical 8bit Plug」 → 「Out」 という直接的な接続は外します。

    【接続を外す方法】

    2種類の方法があります。

    • 外したい線の 「緑色の玉(?) 同士」 にマウスで線を引いて、両方の緑色の玉 (?) が黄色に光っている状態で 「右クリック」 します。

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      ※ 「両方の緑色の玉 (?) が黄色に光っている状態で右クリック」 すると、接続が外れます。

    • 「Out」 の 「Chain After」 アイコンを使用します。
      1. 「Out」 の 「Chain After」 アイコンをクリックします。

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      2. 起動している VST の一覧が表示されますので、全てのチェックを外して、OK します。

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  3. 「Simple Na Mixer」 を起動して、Domino の 「Mixer 用のトラック」 と関連付けします。
    1. 「Load PlugIn」 アイコンから、「Simple Na Mixer」 を起動します。

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    2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックして、「Mixer 用のトラック」 に関連付けます。

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  4. 「Simple Na Mixer」 を 「Out」 に接続します。

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  5. 4つの 「Magical 8bit Plug」 を、「Simple Na Mixer」 の別々の 「Input Channel」 に接続します。
    1. 「Simple Na Mixer」 の 「Chain After」 アイコンをクリックします。

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    2. 1つ目の 「Magical 8bit Plug」 の 左端の 「Activate」 アイコンにチェックを入れてから、右側の 「Assign input channels」 アイコンをクリックします。

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    3. 「01-1 Ch.01 L」 と 「01-2 Ch.01 R」 だけが設定されていることを確認して、OK します。

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    4. Domino の 「Mixer 用のトラック」 のイベントリストで、接続した Ch. の 「メモイベント」 を編集します。「115 Ch.01 Panpot」 の上の 「【】【】【】」 をダブルクリックして、「トラックの属性」 「パート名」 「接続した VSTi の名前」 などをメモします。

      例えば、「【A-01】【AudioInst 1】【m8p】」 にします。

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    5. 2つ目の 「Magical 8bit Plug」 の 左端の 「Activate」 アイコンにチェックを入れてから、右側の 「Assign input channels」 アイコンをクリックします。

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    6. 各 Ch. の 「…」 ボタンをクリックして、設定を変更します。「02-1 Ch.02 L」 と 「02-2 Ch.02 R」 だけが設定されている状態にしてから、OK します。

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    7. Domino の 「Mixer 用のトラック」 のイベントリストで、接続した Ch. の 「メモイベント」 を編集します。「111 Ch.02 Panpot」 の上の 「【】【】【】」 をダブルクリックして、「トラックの属性」 「パート名」 「接続した VSTi の名前」 などをメモします。

      例えば、「【A-02】【AudioInst 2】【m8p】」 にします。

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    8. 3つ目の 「Magical 8bit Plug」 の 左端の 「Activate」 アイコンにチェックを入れてから、右側の 「Assign input channels」 アイコンをクリックします。

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    9. 各 Ch. の 「…」 ボタンをクリックして、設定を変更します。「03-1 Ch.03 L」 と 「03-2 Ch.03 R」 だけが設定されている状態にしてから、OK します。

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    10. Domino の 「Mixer 用のトラック」 のイベントリストで、接続した Ch. の 「メモイベント」 を編集します。「107 Ch.03 Panpot」 の上の 「【】【】【】」 をダブルクリックして、「トラックの属性」 「パート名」 「接続した VSTi の名前」 などをメモします。

      例えば、「【A-03】【AudioInst 3】【m8p】」 にします。

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    11. 4つ目の 「Magical 8bit Plug」 の 左端の 「Activate」 アイコンにチェックを入れてから、右側の 「Assign input channels」 アイコンをクリックします。

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    12. 各 Ch. の 「…」 ボタンをクリックして、設定を変更します。「04-1 Ch.04 L」 と 「04-2 Ch.04 R」 だけが設定されている状態にしてから、OK します。

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    13. Domino の 「Mixer 用のトラック」 のイベントリストで、接続した Ch. の 「メモイベント」 を編集します。「103 Ch.04 Panpot」 の上の 「【】【】【】」 をダブルクリックして、「トラックの属性」 「パート名」 「接続した VSTi の名前」 などをメモします。

      例えば、「【A-04】【AudioInst 4】【m8p】」 にします。

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    14. 「Input Channel」 の設定が完了したら、「Chain after...」 ウィンドウで OK します。

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    これで、Domino の 「Mixer 用のトラック」 上から、4つの 「Magical 8bit Plug」 の 「音量・位置」 をまとめて設定出来るようになりました。

  6. せっかくなので、保存しておきます。
    1. 「Ctrl + S」 で、Performance を上書きします。
    2. 「File → Export Performance...」 で、エクスポートします。

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      分かりやすい名前を付けて、探しやすい場所に保存しましょう。

      例えば、「C:\DTM\VSTHost x86 Savefiles」 に 「vsthostperf」 というフォルダを作成して、その中に 「[m8p x4][Port 1] magical8bitPlugSample」 という名前を付けて保存します。

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  7. 試しに、ドラムパートの2つ (「A-03」 と 「A04」) を左右に散らしてみましょう。
    1. Domino の 「Mixer 用のトラック」 のイベントリストで、「107 Ch.03 Panpot」 の 「Vel⁄Value」 欄に 「0」 を入力して、「Enter」 キーを押します。

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    2. 同じく、「103 Ch.04 Panpot」 の 「Vel⁄Value」 欄に 「127」 を入力して、「Enter」 キーを押します。

      ※ オーバーした値は、最大値に変更されますので、「300」 のような入力しやすい値にすると楽です。

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    3. 頭から演奏すると、ドラムパートが左右から聞こえるようになっているかと思います。
  8. ところで、「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックするか、「Tab」 キーを押して、「トラックリスト」 を表示してみて下さい。
    何か違和感が無いでしょうか?

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    そう、「Simple Na Mixer」 の Setup が完了する前に、「AudioInst 4」 トラックが演奏を始めてしまっています。

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    このような状態は、作り的に よろしくありませんので (そのパートの 「音量・位置」 を設定する前に演奏を始めてしまうことになるため) 、「AudioInst 1」 〜 「AudioInst 4」 トラックを1小節分後ろに下げることにします。

    1. 「ツールクォンタイズ」 を 「全音符」 にします。

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    2. 「AudioInst 1」 トラックの1小節目から下方向にドラッグして、「AudioInst 1」 トラック 〜 「AudioInst 4」 トラックの1小節目を 「選択状態」 にします。

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    3. 「編集 → 時間挿入」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックすると、選択範囲の間隔だけ後ろに下がります。

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  9. ついでに、曲の終了位置も修正しておきましょう。
    1. 演奏の余韻が終わったあたりの位置 (12小節目) をクリックして、演奏線を移動させます。

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    2. 「イベント → End of Trackの調節」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックすると、曲の修了位置が演奏線の位置に変更されます。

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    3. 頭から演奏すると、12小節目まで演奏線が移動するかと思います。
  10. せっかくなので、「.dms」 ファイルを上書きしておきましょう。
    1. 「Mixer 用のトラック」 で、「107 Ch.03 Panpot」 と 「103 Ch.04 Panpot」 の値を 「64」 に戻します。

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    2. 「Ctrl + S」 で、「.dms」 ファイルを上書きします。

【まとめ】

  1. Domino 側で 「Simple Na Mixer」 と 「複数の VSTi」 用のトラックをそれぞれ用意する。
  2. 「Simple Na Mixer」 と 「複数の VSTi」 を起動して、それぞれを 「Domino のトラックと関連付け」 する。
  3. 「複数の VSTi」 を、「Simple Na Mixer」 の 別々の 「Input Channel」 に接続する。

    ※ 「Simple Na Mixer」 の 「Chain After」 アイコンから設定します。

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  4. 「Out」 への接続は、「Simple Na Mixer」 だけにする。

    ※ 「Simple Na Mixer に接続した VSTi」 は、「Out」 に接続しません。

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    「VSTi → Simple Na Mixer → Out」 という風に、「Simple Na Mixer」 経由で 「Out」 に接続されているため、「VSTi → Out」 のような直接的な接続は不要となります。

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これで、Domino の 「Mixer 用のトラック」 上から、複数の VSTi の 「音量・位置」 をまとめて設定出来るようになります。

【重要】 Buffer Size と 演奏の安定性 について

【重要】

「Devices → Wave...」 の 「Buffer Size」 の値が、演奏の安定性に大きく関わります。

サンプルの MP3 を用意しましたので、再生してみて下さい。

前半と後半で、全く別の演奏になっていますよね。 ^^;

(「ドレミファソファミレドレミファソーーーー」 が、「ドーミーソーミードーミーソーーーー」 に変化しています。)

【「Buffer Size」 の値が大き過ぎる場合】

データが取りこぼれて (?)、演奏が間延びしたような感じになります。

【「Buffer Size」 の値が小さ過ぎる場合】

「プツプツ」 という感じのノイズが発生します。

※ ただし、「.wav」 化したファイルにはノイズが入っていない (?)

このように、オーディオ音源では 「Buffer Size」 の値によって、演奏の安定性が大きく変わります。

※ 演奏がおかしい場合は、「Buffer Size」 の値を変更すると改善されるかもしれません。

安定した演奏 (正しく演奏されて、かつ、ノイズが発生しない状態) になる値は、各自の環境 (PC のスペック、オーディオドライバの質、その時に使用している VST など) によって異なりますので、各自の環境で安定する値を探ってみて下さい。

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