初心者になるための耳コピMIDI講座

Domino Module Creator - Independence Free (仮)

はじめに

【重要】

MIDI講座を読んでおいて下さい。

MIDI講座の方で 「Domino で VST を扱うための基礎知識」 を簡単に説明してありますので、一度そちらを読んでおいて下さい。

【Independence Free とは】

ソフトサンプラー 「Independence」 のフリー版です。

フリー版ということで、一部の音色のみの収録ですが、2GB もの容量があり、評判の音源です。

また、内蔵されているエフェクト類も、かなり優秀らしいです。

【重要】 Independence Free 用の Domino 定義ファイルについて

【定義ファイル導入の目的】

Domino の Program Change から、音色を選択出来るようにします。

そ れ だ け です。

Domino 上から、layer を追加出来るようになるとか、各種設定を変更可能になるとか、そのようなことは一切ありません。

ただ単に、Domino の Program Change から、音色を選択出来るようにするだけ です。

【Domino の Program Change から音色を選択しない方へ】

「だったら、別に Domino から音色を選択しなくても、Independence Free の GUI上で操作した方が良いのでは?」 という方は、Independence Free の Domino 定義ファイルを導入する必要は全くありません。

むしろ、「HDD の空き容量」、「Independence Free の起動時間」、「Domino のメモリ使用量」 などの無駄になりますので、導入しないことを推奨します。

ぶっちゃけますと、「作れそうだ」 ということが分かったので、「面白そう♪」 と思って作ってみただけで、「作った方が便利だから作った」 という訳では無いのです。 ^^;

【Independence Free で Program Change を有効にする方法】

次の手順を行うと、Program Change が有効になります。

  1. 「layer を右クリック → save layer as midi program...」 で、「現在の音色の設定」 を保存します。

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  2. すると、「..\Yellow Tools Root Folder\layers\midi programs」 フォルダに、「Bank ○○」 フォルダファイル名の頭に PC# が付いた 「.ytil」 ファイル が作成されます。

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  3. これらの 「フォルダ&ファイル」 が存在する状態で、「CC#0 Bank Select MSB + CC#32 Bank Select LSB + Program Change」 を受信すると、その音色に切り替わります。

    ※ 受信した No. に合致する組み合わせの 「フォルダ&ファイル」 が存在しない 「CC#0 Bank Select MSB + CC#32 Bank Select LSB + Program Change」 を受信しても、音色は切り替わりません。

※ より詳しく、正確な情報を知りたい方は、「Yellow Tools Root Folder\documentation」 フォルダ内の 「Independence Manual.pdf」 を 「midi programs」 で検索して、そちらをお読み下さい。

(私は英語を読めないので、説明が間違っているかもしれません。)

説明のミスなどを発見されましたら、メールフォーム より、こっそり教えて頂けると非常に助かります。m(_ _)m

【Domino Module Creator - Independence Free (仮) が行っていること】

「Program Change を有効にする方法」 を自動で行います。

指定したフォルダ内の 「.ytil」 ファイルを、直接 「コピー & リネーム」 します。

【警告】 ヘッドフォンは危険…かも!?

Independence Free は、音色 または 設定によっては 予想外にでっかい音 で鳴ることがあります。

そのため、ヘッドフォンで作業をしていると 耳を傷める危険性が無きにしも非ず。

ご注意下さい。

ダウンロード & インストール

Independence Free

【ユーザー登録を行う】

Independence Free を DL するには、ユーザー登録を行う必要があります。

  1. YELLOW TOOLS のサイト (http://www.yellowtools.com/ ) へ移動します。
  2. 「ENGLISH VERSION → PRODUCTS」 と進んで、左メニューの 「Independence FREE」 を選択します。

    ※ 見付からない場合は、「Ctrl + F」 で検索して下さい。

  3. 一番下あたりに 「Independence Free Download」 という項目があって、「・ Enter your personal details and enter the serial number "○○":」 と書かれているので、「○○」 の部分をコピーします。

    たぶん、「INDE-FREE」 と書かれているかと思います。

  4. その下に 「Click >>HERE to go to the registration page...」 と書かれてるので、「HERE」 をクリックして、ユーザー登録のページへ移動します。
  5. 各項目を入力します。
    1. まずは、一番下の 「Serial」 に、先ほどコピーした 「○○」 を貼り付けます。

      たぶん、「INDE-FREE」 だと思いますが。

    2. 残りの項目を入力します。

      ※ 「Fax」 と 「Comment」 以外は必須だったような気がします。

    3. 「read and accepted terms & conditions?」 を 「Yes」 にします。

      ※ 「利用規約に同意しますか?」 的な意味だと思いますので、その横の 「(read terms & conditions)」 を 別窓 (または 新しいタブ) で開いて、翻訳サイトで翻訳するなどして読んでおきましょう。

    4. 入力が完了したら、一番下の 「SUBMIT」 をクリックします。
  6. その後の画面や流れは よく覚えていないのですが、たぶん入力したメールアドレスに登録完了のメールが届くと思いますので、確認して下さい。

【Independence Free をダウンロードする】

ユーザー登録が済んだら、USER AREA にログインして、Independence Free をダウンロードします。

  1. YELLOW TOOLS のサイト (http://www.yellowtools.com/ ) へ移動して、「ENGLISH VERSION」 に進みます。
  2. 右上 か 左上 あたりに 「USER AREA」 として 「Email-Address」 と 「Password」 の入力欄があると思いますので、それぞれを入力して、LOGIN します。
  3. 「My Account」 の下の 「Downloads」 をクリックして、DL 可能な一覧を表示します。
  4. 「Independence Free 2.5.4 Installer for Windows 32bit」 をクリックして、「Independence Free 2.5.4 WIN32.zip」 を DL します。

    ※ 表記は、2011年11月23日現在のものです。

    【重要】

    VSTHost x86版で使用する場合は、32bit版を DL して下さい。

    ※ 64bit版は、「64bit版の OS で使用する」 ためのものではありません。

    (「64bit版のホストアプリで使用する」 ためのものです。)

    ※ 64bit版の OS を使用している方は、「32bit版と64bit版の両方」 を DL しておくことを推奨します。

  5. 「Independence Free Library Part 1」 をクリックして、「Independence Free Content 01.zip」 を DL します。

    ※ 表記は、2011年11月23日現在のものです。

  6. DL が完了したら、「Independence Free Library Part 2」 をクリックして、「Independence Free Content 02.zip」 を DL します。

    ※ 表記は、2011年11月23日現在のものです。

  7. 同様に、「Part 8」 まで、順番に一つずつ DL して行きます。

    ※ Installer も含めて、合計で 約 2GB になりますので、かなり時間が掛かると思います。

  8. 「8つのファイル & Installer」 のDL が完了したら、全て解凍します。

    ※ 解凍に失敗するファイルがある場合は、そのファイルは正しく DL 出来ていませんので、再度 DL し直して下さい。

  9. 全てのファイルが解凍出来たら、念のためバックアップを取っておくことを推奨します。

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    ※ 念のため、DVD や USBメモリーなどにバックアップを取っておくことを推奨します。

    (約 2GB ものファイルを DL し直すのは大変ですので。)

【Independence Free をインストールする】

解凍したファイルのバックアップを取ったら、Independence Free をインストールします。

  1. 32bit版のインストーラーで、32bit版の方をインストールします。

    【重要】

    VSTHost x86版で使用する場合は、32bit版をインストールして下さい。

    ※ 64bit版は、「64bit版の OS で使用する」 ためのものではありません。

    (「64bit版のホストアプリで使用する」 ためのものです。)

    ※ VSTHost x64版で使用する場合は、64bit版をインストールして下さい。

    1. 「Independence Free 2.5.4 installer 32.exe」 をダブルクリックします。
    2. 画面の指示に従ってインストールするのですが、途中の 「Destination Directory」 で、「Destination Directory」 を変更します。

      例えば、「C:\」 の後ろに 「DTM\」 を追加します。

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    3. Setup Type の選択で、「Custom」 を選択します。

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    4. 「Yellow Tools Root Folder」 と 「Indepemdemce Free ○.○.○ VST」 を選択します。

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      「RTAS」 と 「standalone」 は、どちらでも構いません。

      (私の場合は、使うことは無いと思いますので、選択しません。)

    5. 「VST Search Option」 は 「いいえ」 を選択します。

      正直、この手の自動検索は時間の無駄でしか無いと思います。

      (運が悪いと、途中でフリーズされたりすることも…??)

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    6. 「Choos VST Directory」 で、「VST を保存するフォルダ」 を選択します。

      例えば、「C:\DTM\VstPlugins x86\VSTi」 にします。

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  2. インストールが完了したら、バックアップを取っておいた、8つの 「.ytif」 ファイルを、「Yellow Tools Root Folder\image files」 フォルダにコピペします。

    【重要】

    「Yellow Tools Root Folder\image files」 フォルダ内に、これらの 「.ytif」 ファイルが無いと、音色選択時にエラーが出ます。

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  3. VSTHost の 「File → Fast Rescan PlugIns」 で、VST のリストに登録します。
    1. VSTHost の 「File → Fast Rescan PlugIns」 を行います。

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    2. 「Yellow Tools Root Folder」 の場所を聞かれますので、インストールした 「Yellow Tools Root Folder」 フォルダを選択します。

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  4. Independence Free を起動して、マルチアウト用の初期設定を行います。

    【マルチアウト とは】

    簡単に言うと、「マルチティンバー音源で、音色毎に別々の VSTe が掛けられる」 という便利な使い方です。

    1. Independence Free を起動します。

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    2. 「Plugin Edit」 アイコンをクリックして、GUI を表示します。

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    3. 右上の方にある 「PREFERENCE」 をクリックします。

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    4. 右画面の左上にある 「Output Mono」 や 「Output Stereo」 をダブルクリックして、必要な数を入力します。

      ※ ドラッグすることでも、値を変更することが出来ます。

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    5. 右画面の右下の方にある 「SAVE PREFERENCES」 をクリックして、設定を保存します。

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    6. 「次回起動時から有効」 的なメッセージが表示されますので、そのまま終了させます。

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Domino Module Creator - Independence Free (仮)

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【概要】

「Independence Free 用の Domino定義ファイル」 を作成するソフトです。

HSP (Hot Soup Processor) で作ってみました。

各自の環境にインストールされている 「.ytil」 ファイルを元に、「音色リスト」 と、Program Change から音色を変更するために必要な 「フォルダ&ファイル」 を作成します。

また、各自の好みに合わせて、いくつかの設定を変更出来ます。

【ダウンロード】

【重要】

定義ファイル作成時に 「.ytil」 ファイルをコピーしますので、その分の空き容量が必要です。

※ 必要な空き容量は、各自の環境によって異なります。

(例えば、Independence Free 2.5.4 で、デフォルトの状態だと 約 26MB 程度の空き容量が必要になります。)

※ 確認作業が不十分なため、何かしら間違っているかもしれません。

ミスなどを発見されましたら、メールフォーム より報告をして頂けると非常に助かります。m(_ _)m

【免責事項】

【インストール方法】

【アンインストール方法】

レジストリの登録は行っていませんので、インストールしたファイルやフォルダを削除すれば、アンインストール完了…のはずです。

使い方 - Domino Module Creator - Independence Free (仮)

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【重要】

定義ファイル作成時に 「.ytil」 ファイルをコピーしますので、その分の空き容量が必要です。

※ 必要な空き容量は、各自の環境によって異なります。

(例えば、Independence Free 2.5.4 で、デフォルトの状態だと 約 26MB 程度の空き容量が必要になります。)

  1. 「ok_DMC Independence Free.exe」 を実行して、「Domino Module Creator - Independence Free (仮)」 を起動します。
  2. 「ファイル名 (.xml)」 「フォルダ名」 「定義ファイル名」 を設定します。

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    ファイル名 (.xml)

    作成する定義ファイルのファイル名です。

    分かりやすい名前を付けましょう。

    フォルダ名、定義ファイル名

    Domino の 「環境設定 → MIDI-OUT」 で設定する時に表示される 「フォルダ名 & 定義ファイル名」 です。

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    探しやすい名前を付けましょう。

  3. 「Rhythm TrackのGate値」 「自動プレビューまでの遅延時間」 を設定します。

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    Rhythm TrackのGate値

    Domino の リズムトラックの デフォルトGate の値です。

    ※ Domino では、リズムトラックの Gate の値が固定になっていて、定義ファイルで値を設定する仕様になっています。

    「30」 では うまく発音してくれない、という場合は、値を大きくしてみて下さい。

    自動プレビューまでの遅延時間

    Domino の 「プログラムチェンジイベントのプロパティ」 で 「音色変更時に発音」 する時に、「音色が切り替わってから発音プレビューするまでの時間差」 です。

    単位はミリ秒 (「1000」 で 「1秒」) になります。

    Independence Free は、音色の切り替えに ある程度の時間が掛かるため、「自動プレビューまでの遅延時間」 を設定しておかないと、音色変更時に正しい音色で発音プレビューされません。

    ※ 最適な値は各自の環境によって異なります。

    「音色変更時に うまく発音プレビューされない」 と感じた場合は、値を大きくしてみて下さい。

    「遅過ぎる!」 という場合は、値を小さくしてみて下さい。

  4. PB のテンプレートを追加するかどうかを設定します。

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    「あり」 にすると、Domino の 「挿入 → テンプレート」 に 「Pitch Bend」 のテンプレートが追加されます。

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    ※ 「なし」 にすることで Domino のメモリ使用量が 「約 59.7KB」 減りますので、不要な方は 「なし」 にして下さい。

  5. 「トラックの設定」 を行います。

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    【トラック名の編集】

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    各 Ch. の 「トラック名」 と 「種類」 を設定します。

    【トラック数】

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    「新規作成」 時 および 「デフォルトトラックの追加」 時の、トラック数を設定します。

    毎回 16個も使わないだろう という方は、数を減らしておくと、Domino のメモリ使用量が若干減ります。

    【Start 小節の位置 (Tick)】

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    「2つ目の Tempo」 「マーク」 の初期位置に影響します。

    例えば、2小節目の頭に配置する場合は、「1920」 にします。

    例えば、4小節目の頭に配置する場合は、「5760」 にします。

  6. 音色リストの表示方法を設定します。

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    Domino の 「プログラムチェンジのプロパティ」 での、リストの表示方法です。

    全部試してみて、一番使いやすいと感じた組み合わせにして下さい。

    【マップの分割 (マップ | PC# | バンク)】

    0: Map Name.txt | ファイル名 | ファイル名

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    マップを分割しないで、一つにまとめます。

    この時のマップ名は、「parts」 フォルダ内の 「Map Name.txt」 の 「Map Name=○○」 の ○○部分を書き換えることで変更可能です。

    1: フォルダ名 | ファイル名 | ファイル名

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    「フォルダ名の階層」 で指定した階層のフォルダ毎に分けられます。

    2: サブフォルダ名 | ファイル名 | ファイル名

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    「サブフォルダ名の階層」 で指定した階層のフォルダ毎に分けられます。

    3: フォルダ名 | サブフォルダ名 | ファイル名

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    マップ欄は 「フォルダ名の階層」 で指定した階層のフォルダ毎に、PC#欄は 「サブフォルダ名の階層」 で指定した階層のフォルダ毎に分けられます。

    【16個毎に分割】

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    ON にすると、マップ欄 または PC#欄 を 16個毎に分割して、PC#欄 または バンク欄 に スクロールバーを表示させないようにします。

    マウスで操作する場合に、サクサク選べるんじゃないかなーと思って用意したのですが、音色数が多いと ごちゃごちゃして分かり難くなるかもしれません。 ^^;

    ※ 不要な方は、OFF にして下さい。

    【スペースの数】

    16個毎に分割する場合に、見やすくならないかなーと思って、偶数個目の マップ の頭に半角スペースを追加するのですが、その数を設定します。

    ※ 半角スペースが不要な方は、「0」 にして下さい。

    【フォルダ名の階層】

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    「マップの分割 (マップ | PC# | バンク)」 の 「フォルダ名」 の階層を設定します。

    【サブフォルダ名の階層】

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    「マップの分割 (マップ | PC# | バンク)」 の 「サブフォルダ名」 の階層を設定します。

    【音色の並び順】

    「サブフォルダ名の階層」 で指定した階層のフォルダよりも下の階層のフォルダ が存在する場合の、音色の並び順です。

    0: フォルダ名順

    フォルダ毎に順番がまとまります。

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    1: ファイル名順

    フォルダの構造を無視して、ファイル名順になります。

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  7. 「.ytil」 ファイルを検索するフォルダ (※ デフォルトだと、「..\Yellow Tools Root Folder\layers」 フォルダになります。) を ドラッグ&ドロップ するか、右下の 「ファイルの参照」 から選択して、「layers フォルダの Path」 を設定します。

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    すると、「処理するフォルダの選択」 の選択肢が、指定したフォルダに合わせて更新されます。

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  8. 「処理するフォルダの選択」 で、「.ytil」 ファイルを読み込むフォルダの第1階層にあたるフォルダ を選択します。

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  9. 「書き出しオプション」 で、「midi programs」 を書き出すかどうかを設定します。

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    「初めて作成する場合」 や 「音色を追加した後に作り直す場合」 は、チェックを入れて下さい。

    一度作成した後で、「デフォルトトラックの数」 や 「マップの分割」 などの細かい設定を変更する場合は、チェックを外しておくと、「midi programs」 を作成しない分、処理時間が短くなります。

  10. 「CPU の不可を下げる」 は、基本的には 「OFF」 で構いません。

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    ※ 「ON」 にすると、処理時間がものすごく遅くなりますが、CPUの負荷が下がります。

  11. 各設定が完了したら、右下の 「書き出し」 ボタンをクリックします。

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    すると、「ファイル名 (.xml)」 に入力されている名前の定義ファイルが書き出されます。

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  12. 「midi programs」 を書き出す場合は、次の画像のようなメッセージが表示されますので、指示に従います。

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    【重要】

    これを行わないと、Domino から音色が切り替わりません。

    必ず行って下さい。

    1. 作成された 「midi programs」 フォルダをコピーします。

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    2. 「..\Yellow Tools Root Folder\layers」 フォルダを開いて、「midi programs」 フォルダを削除します。

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    3. 先ほどコピーした 「midi programs」 フォルダを貼り付けます。

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  13. 書き出された定義ファイル (「.xml」 ファイル) を、Domino をインストールしたフォルダの 「Module」 フォルダの中に移動させます。

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使い方 - Independence Free

事前の準備

Domino の設定

【Domino から音を鳴らすための設定】

Domino の 「ファイル → 環境設定 → MIDI-OUT」 の 「MIDI OUT デバイス」 を、「仮想MIDIケーブル」 に設定します。

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【Domino 定義ファイルを使用するための設定】

Domino の 「ファイル → 環境設定 → MIDI-OUT」 の 「音源(音源定義ファイル)」 を、「Domino Module Creator - Independence Free (仮) で作成した定義ファイル」 に設定します。

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Independence Free の設定をエクスポートしておく

※ 一度、設定してエクスポートしておけば、それ以降はインポートするだけで済みます。

  1. VSTHost 上で Independence Free を起動して、Domino のトラックと関連付けます。
    1. VSTHost 上で Independence Free を起動します。

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    2. 「MIDI Parameters」 アイコンをクリックします。

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    3. 「MIDI Input Devices」 タブで、使用する 「仮想MIDIケーブル」 を選択して、OK します。

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      【重要】

      「Filter Settings」 は設定しません。

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      ※ Independence Free は、マルチティンバー音源ですので、受信 Channel を制限する必要はありません。

  2. Mixer を起動して、Domino のトラックと関連付けます。

    ※ マルチアウトで使用する場合は、Mixer 経由で音を鳴らします。

    「Out」 のインプットチャンネルは2個しか無いため、「Out」 に直接接続すると、2つの Output からしか音が鳴りません。

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    Mixer であれば、十分な数のインプットチャンネルがあるでしょうから、全ての Output から音を鳴らせるはずです。

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    Simple Na Mixer を起動して、

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    「MIDI Input Devices」 と、

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    「Filter Settings」 の 「Channels」 を設定します。

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    ※ 分かりやすいように、Independence Free に設定した 「仮想MIDIケーブル」 のナンバーだけチェックを外した状態にしておきます。

  3. 「Mixer → Out」 の方向で接続します。

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  4. 「Independence Free → Mixer」 の方向で接続します。

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    必要であれば、「Mixer の Chain After」 アイコンから、それぞれの Channel の接続を設定して下さい。

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    ※ 変更する必要が無い場合は、不要です。

  5. 「File → Export Performance...」 で、エクスポートします。

    【重要】

    「File → Auto Save PlugIn Banks」 にチェックが入っていることを確認して下さい。

    (※ 入っていない場合は、保存する前に チェックを入れて下さい。)

    ※ 「File → Autosave PlugIn Banks」 にチェックが入っていないと、VST のパラメーターが保存されません。

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音を鳴らすための準備

【VSTHost で、Independence Free の設定をインポートする】

「File → Import Performance...」 で、Independence Free の設定をインポートします。

※ 既に Independence Free の設定が完了済みの場合は、不要です。

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【Domino で、使用するトラックを用意する】

Domino の 「トラックセレクトペインを右クリック → デフォルトトラックの追加」 で、使用するトラックを追加します。

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※ Mixer 用のトラックと、Independence Free 用のトラックを追加します。

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【不要なトラックをまとめて削除する方法】

トラックリストで 「Shift + クリック」 や 「Ctrl + クリック」 すると、複数のトラックを選択出来ますので、その状態で 「右クリック → 削除」 します。

※ Domino Version 1.42 dev004 (2011⁄09⁄25) からの、新機能です。

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layer の追加

layer を追加することで、マルチティンバー音源として使用することが出来ます。

  1. 「Plugin Edit」 アイコンをクリックして、GUI を表示します。

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  2. 左上の方にある 「add layer」 ボタンをクリックすると、layer が追加されます。

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    ※ 「remove」 ボタンをクリックすると、layer が削除されます。

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  3. 「midi ch」 で、「その layer が受信する Channel」 を設定します。

    ※ Domino のトラックと、関連付けする感じです。

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  4. マルチアウトの設定を行います。
    1. 右上の方にある 「MIXER」 をクリックします。

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    2. 右画面の左端の方に、「追加した layer の Channel」 が追加されていますので、真ん中辺りの 「audio out」 の下の 「▼」 をクリックして、「audio out」 を別々の設定にします。

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音色を変更する方法

【Domino 定義ファイルを使用しない場合】

Independence Free の GUI 上で、音色を選択します。

  1. layer を選択した状態で、名前欄っぽい部分をクリックします。

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  2. メニューが表示されますので、一覧から音色を選択します。

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【Domino 定義ファイルを使用する場合】

Program Change で、音色を選択します。

  1. Domino のイベントリストペインで、「Program Change (PC:○○)」 をダブルクリックします。

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    【イベントリストペインが表示されていない場合】

    「表示 → イベントリストペイン → イベントリストペイン」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックして、イベントリストペインを表示します。

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    【「Program Change (PC:○○)」 が存在しない場合】

    「挿入 → プログラムチェンジ」 または 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 をクリックして、Program Change を挿入します。

  2. 「プログラムチェンジイベントのプロパティ」 が表示されますので、音色を選択して、OK します。

    ※ 左上の 「音色変更時に発音」 にチェックを入れておくと、選択時に音を確認することが出来ます。

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    【Independence Free の音色リストが表示されない場合】

    「ファイル → 環境設定 → MIDI-OUT」 で、「音源(音源定義ファイル)」 に 「Independence Free の定義ファイル」 を設定して下さい。

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    ※ 「音源(音源定義ファイル)」 を変更すると、「Program Change の音色リスト」 の内容が変更されます。

「音量・位置」 を変更する方法

「Mixer の VSTe」 に接続して、Mixer 用のトラックで設定するのが良いんじゃないかなーと思います。

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※ 「ツールバーの 画像読み込みエラー アイコン」 を OFF にしておくと、演奏しながらイベントリストで値を変更することが出来ます。

※ Independence Free のミキサーは、かなり優秀らしいですので、Independence Free のミキサー内で設定しても良いのかもしれません。

ドラムの種類別にマルチアウトで使用する方法

ドラムの種類毎に audio out を変更します。

ドラムの種類毎に、別々の VSTe を掛けられるようになります。

  1. 使用するドラムを選択します。

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  2. SECTIONS 毎に output を設定します。
    1. 右画面の左上の方にある 「MODULES」 を1〜2回クリックして、左画面に 「CONTENT」 を表示します。

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      ※ 「MODULES」 をクリック → 右上の方にある 「content」 をクリック でも構いません。

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    2. 一番上の SECTIONS をクリックします。

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    3. 右上の 「output」 の 「▼」 をクリックして、「CUSTOM 1」 を選択します。

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    4. 2番目の SECTIONS をクリックします。

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    5. 右上の 「output」 の 「▼」 をクリックして、「CUSTOM 2」 を選択します。

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    6. 3番目の SECTIONS をクリックします。

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    7. 右上の 「output」 の 「▼」 をクリックして、「new custom channel → stereo (または mono)」 を選択します。

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      すると、「Custom 3」 になるかと思います。

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    8. 同様に、全ての SECTIONS の 「output」 を、別々の 「Custom ○」 にします。
  3. マルチアウトの設定を行います。
    1. 右上の方にある 「MIXER」 をクリックします。

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    2. 「CUSTOM ○ 用の Channel」 が追加されていますので、真ん中辺りの 「audio out」 の下の 「▼」 をクリックして、「audio out」 を別々の設定にします。

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補足説明

ドラムセットリストについて

ドラムセットリストは 「トラック情報の更新」 用の一つしか用意していません。

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ドラムを使用する時は、ドラムセットリストで 「トラック情報の更新」 をした後で、音色リストからドラムを選択して下さい。

  1. Program Change (PC:○○) をダブルクリックして、ドラムセットリストで 「トラック情報の更新」 にチェックを入れて OK すると、ピアノロールの鍵盤部分に Note No. が表示されます。

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    ※ Note No. が表示されない場合は、「ファイル → 環境設定 → ピアノロール (1)」 の 「リズムトラックの各楽器名のノート番号」 を 「表示する」 に設定して下さい。

  2. その後、再び Program Change (PC:Rhythm Map) をダブルクリックして、「音色リスト」 から、使用するドラムを選択します。

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ピアノロールにドラムの楽器名が表示されませんが、気にすることはありません。

ドラムの楽器の選択は、楽器名ではなくて、「耳と Note No.」 とで把握するようにしましょう。

どの道、楽器名が表示されている場合でも、「音を聞いてから、その楽器を使うかどうかを判断」 しますよね?

つまり、楽器名の表示がある場合も、無い場合も、行動自体は何も変わらないのです。

「CCM#151 P.B.Range (dummy)」 について

「CCM#151 P.B.Range (dummy)」 は、イベントグラフの 「選択範囲へ直線・曲線を入力」 用のダミーデータです。

画像読み込みエラー

※ 「選択範囲へ直線・曲線を入力」 には、「P.B.Range」 を元に値を指定する機能があります。

デフォルトだと、「P.B.Range」 の値が 「2」 になるのですが、「12」 の方が便利なので、ダミーとして入れてあります。

※ Independence Free での Pitch Bend Sensitivity (P.B.Range) の変更については、FAQ : Pitch Bend が全然効かない を参照して下さい。

FAQ

正しく演奏されない

Q. 演奏が、何だか間延びしたような感じになります。

A.

「Devices → Wave...」 の 「Buffer Size」 の値を 「小さく」 してみて下さい。

「Buffer Size」 の値が大き過ぎると、正しく演奏されない場合があります。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

ドラムが正しく鳴らない

Q. ドラムの演奏が、所々抜け落ちた感じになってしまいます。

A.

「イベント → 一括変更」 や 「イベント → レガート」 などで、「Gate」 の値を大きくしてみて下さい。

Gate の値が小さ過ぎると、ドラムが発音しない場合があります。

(最適な値は、テンポによって異なります。…たぶん。)

Pitch Bend が全然効かない

Q. Pitch Bend による音程の変化が、あまり感じられません。

A.

その音色の Pitch Bend Sensitivity (P.B.Range) の値を大きくして下さい。

デフォルトの状態だと、小さい値になっているんじゃないかなーと思います。

  1. Independence Free の GUI を表示して、「Pitch Bend Sensitivity (P.B.Range) の値を変更する layer」 をクリックします。

    画像読み込みエラー

  2. 右画面の左上の方にある 「MODULES」 をクリックします。

    画像読み込みエラー

  3. 右画面の左下の方にある 「modfilter」 に 「pitchbend」 という項目がありますので、そこの値を変更します。

    例えば、「-12」 〜 「+12」 にすると、上下にそれぞれ1オクターブずつ動かせるようになります。

    画像読み込みエラー

演奏を 「.wav」 にする方法

Q. Domino の演奏を 「.wav」 ファイルにする方法を教えて下さい。

A.

MIDI講座の方で説明していますので、そちらをご覧下さい。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

「.wav」 を合成する方法

Q. 複数の 「.wav」 ファイルを一つにまとめる方法を教えて下さい。

A.

MIDI講座の方で説明していますので、そちらをご覧下さい。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

音が鳴らない

Q. 音が鳴りません。

A1.

「Engine → Run」 にチェックが入っているかを確認して下さい。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

A2.

事前の準備 および 音を鳴らすための設定 が正しく行われているかどうかを確認して下さい。

A3.

Domino の 「トラックのプロパティ」 で、「ポート」 と 「チャンネル」 が合っているかどうかを確認して下さい。

「関連付けしたトラックとは異なる設定のトラック」 からは、音が鳴りません。

A4.

「Devices → Wave...」 の 「Output Port」 に、ASIO Driver を設定してみて下さい。

環境によっては、ASIO Driver を使わないと音が鳴らないのかもしれません。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

A5.

一度 Windows を再起動してから、一番最初に 「loopMIDI → VSTHost → Domino」 の順番で起動させてみて下さい。

たまに ASIO Driver が認識不可能な状態 (「Devices → Wave...」 の 「Output Port」 で ASIO Driver が表示されない状態) になる場合があります。

その場合は、VSTHost を終了させて、しばらく時間を空けてからリトライすると解決する場合もありますが、Windows を再起動した方が手っ取り早いです。

ASIO Driver にすると、VST の音が鳴らない

Q. ASIO Driver に設定すると、VSTHost の音が鳴りません。

A.

いくつかの原因が考えられます。

MIDI講座の方で説明していますので、そちらをご覧下さい。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

ASIO Driver にすると、他の音が鳴らない

Q. ASIO Driver に設定すると、VSTHost 以外の音が鳴りません。

A.

仕様です。

環境によっては、ASIO Driver に設定すると、VSTHost 以外の音が鳴りません。

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

ちなみに、「.wav」 ファイルは VSTHost 上で鳴らせますので、VST と 「.wav」 ファイルを同時に鳴らすことは可能です。

(「Domino と同期再生」 させることも出来ます。)

【関連ページ】

MIDI講座 ⁄ 序章 チュートリアル ⁄ #02 オーディオ環境の導入

Program Change で音色が変更されない

Q. Program Change を変更しても、楽器が変更されません。

A.

「Yellow Tools Root Folder\layers」 フォルダ内の 「midi programs」 フォルダを入れ替えて下さい。

「Yellow Tools Root Folder\layers\midi programs」 フォルダ内の 「フォルダ & ファイル」 が正しくないと、Domino から音色が切り替わりません。

【Domino 定義ファイルを使用しない場合】

Independence Free 用の Domino 定義ファイルを使用しない場合は、Domino の Program Change ではなくて、「音色を変更する方法」 で音色を変更して下さい。

※ 「Domino Module Creator - Independence Free (仮)」 なんてものを公開しておいて何ですが、「HDD の空き容量」、「Independence Free の起動時間」、「Domino のメモリ使用量」 などの無駄になりますので、導入しないことを推奨します。

ぶっちゃけますと、「作れそうだ」 ということが分かったので、「面白そう♪」 と思って作ってみただけで、「作った方が便利だから作った」 という訳では無いのです。 ^^;

更新内容

11.11.29

11.11.29 Ver 0.03 (alpha)


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