使い方 - System Setup
YAMAHA VOCALOID Domino 定義ファイル
はじめに
新規作成時のイベントについて、説明します。
※ 説明は VOCALOID2 VSTi で行いますが、VOCALOID VSTi でも並んでいる数が違うだけで、意味は同じです。
System Setup
ピアノロール上に Note No. を表示するためのものです。
「トラックのプロパティ」 の 「種類」 でも変更出来ますが、若干面倒なので Program Change をダブルクリックして、素早く切り替えましょう。
※ 「ドラムセットリスト」 と 「トラック情報の更新」 にチェックを入れて、「PC#」 を選択します。
【関連ページ】
- 使い方 - ノートイベントの入力
Singer Customize
VSTi の GUI で表示されるパラメーターです。
値の範囲は 「歌手エディター」 と同じなので、歌手エディター登録前のプレビュー的な使い方も出来ます。
【重要】
デフォルトの状態では Domino からコントロール出来ないので、VST ホストアプリの 「MIDI Learn」 機能で、RPN または CC にアサインして使用します。
【関連ページ】
- MIDI講座 ⁄ 第１章 準備編 ⁄ VST ホストアプリケーション ⁄ VSTHost
【VOCALOID1】
※ 「MIDI Learn」 機能で 「値の範囲を設定出来るホスト」 を使用する場合は 「RPN & 値の範囲」 を、「値の範囲を設定出来ないホスト」 を使用する場合は 「CC」 をアサインして下さい。
| Name | CC | RPN | 値の範囲 |
|---|---|---|---|
| Knob_Res1_Fre （RESONANCE 1 FREQUENCY） | 102 | 141 （MSB = 1、LSB = 13） | 0 〜 127 |
| Knob_Res1_Ban （RESONANCE 1 BAND WIDTH） | 103 | 142 （MSB = 1、LSB = 14） | 0 〜 127 |
| Knob_Res1_Amp （RESONANCE 1 AMPLITUDE） | 104 | 143 （MSB = 1、LSB = 15） | 0 〜 127 |
| Knob_Res2_Fre （RESONANCE 2 FREQUENCY） | 105 | 144 （MSB = 1、LSB = 16） | 0 〜 127 |
| Knob_Res2_Ban （RESONANCE 2 BAND WIDTH） | 106 | 145 （MSB = 1、LSB = 17） | 0 〜 127 |
| Knob_Res2_Amp （RESONANCE 2 AMPLITUDE） | 107 | 146 （MSB = 1、LSB = 18） | 0 〜 127 |
| Knob_Res3_Fre （RESONANCE 3 FREQUENCY） | 108 | 147 （MSB = 1、LSB = 19） | 0 〜 127 |
| Knob_Res3_Ban （RESONANCE 3 BAND WIDTH） | 109 | 148 （MSB = 1、LSB = 20） | 0 〜 127 |
| Knob_Res3_Amp （RESONANCE 3 AMPLITUDE） | 110 | 149 （MSB = 1、LSB = 21） | 0 〜 127 |
| Knob_Res4_Fre （RESONANCE 4 FREQUENCY） | 111 | 150 （MSB = 1、LSB = 22） | 0 〜 127 |
| Knob_Res4_Ban （RESONANCE 4 BAND WIDTH） | 112 | 151 （MSB = 1、LSB = 23） | 0 〜 127 |
| Knob_Res4_Amp （RESONANCE 4 AMPLITUDE） | 113 | 152 （MSB = 1、LSB = 24） | 0 〜 127 |
| Knob_Tone_Har （HARMONICS） | 114 | 153 （MSB = 1、LSB = 25） | 0 〜 127 |
| Knob_Tone_Noi （NOISE） | 115 | 154 （MSB = 1、LSB = 26） | 0 〜 127 |
| Knob_Tone_Bri （BRIGHTNESS） | 116 | 155 （MSB = 1、LSB = 27） | 0 〜 127 |
| Knob_Tone_Cle （CLEARNESS） | 117 | 156 （MSB = 1、LSB = 28） | 0 〜 127 |
| Knob_Gender （GENDER FACTOR） | 118 | 157 （MSB = 1、LSB = 29） | 0 〜 127 |
【VOCALOID2】
※ 「MIDI Learn」 機能で 「値の範囲を設定出来るホスト」 を使用する場合は 「RPN & 値の範囲」 を、「値の範囲を設定出来ないホスト」 を使用する場合は 「CC」 をアサインして下さい。
| Name | CC | RPN | 値の範囲 |
|---|---|---|---|
| #57 （BREATHINESS） | 33 | 129 （MSB = 1、LSB = 1） | 0 〜 255 |
| #58 （BRIGHTNESS） | 34 | 130 （MSB = 1、LSB = 2） | 0 〜 255 |
| #59 （CLEARNESS） | 35 | 131 （MSB = 1、LSB = 3） | 0 〜 255 |
| #60 （OPENING） | 36 | 132 （MSB = 1、LSB = 4） | 0 〜 255 |
| #61 （GENDER） | 37 | 133 （MSB = 1、LSB = 5） | 0 〜 255 |
Singer Select
使用する歌手を切り替えます。
ダブルクリックして、選択しましょう。
【関連ページ】
- 使い方 - 使用前の準備と初期設定
Parameter Setup
イベントグラフで入力するタイプのパラメーターです。
この手のパラメーターは、最後に受信した値が維持されると思われますので、リセット代わりに初期値を設定しておきます。
【重要】
※ 「Version No. & Device No.」 と 「Delay」 こそをリセットしたいので、新規作成時に置かれているイベント （「解析用」 フォルダの中の一番下のイベント） を使用して下さい。
【関連ページ】
- マニュアル （Help） ⁄ VOCALOID VSTi、VOCALOID2 VSTi
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